「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
心霊学や体験談もとに絵本や言葉で、より楽しく生きる価値観をご提供できればと思います。
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2章 その5「人間の宿命とは、永遠に進化し続けること」

人間とはなぜ生きているのでしょう。
心霊学においては、霊という概念を得たことでそれがはっきりとわかるようになりました。


人間が生きる目的とは、霊的進化を遂げること。
言い換えると、神様に近づくこと、なのです。


永遠なる神は、人間に自分と同じ可能性を与えました。人が死なないどころか、神様と同じく永遠に生き続けるようにしたのです。
ですから、まず最初に人間は永遠に生き続ける宿命を負っています。これは自然法則なのでどうしようもなく、好きだろうが嫌いだろうが永遠に生きねばなりません。


死ねば終わりだと思って自殺する人がいますが、実際は死ななくて困っています。霊が不死で不滅なので、人間はどうあっても存在の消失という意味で死ぬことができないのです。(怠惰や無気力で精神的に死んでいる人はいます)


ただ、なぜ神様がこうしたのか、それを考えると不安もなくなっていきます。
神様は、人間に最高の幸せを与えるために、人間の霊を自分に似せて造られたのです。なぜならば完全なる神は、完全なる美しさや完全なる幸せそのものでもあるからです。


神様に近づくことは、完全なる幸せに近づくことを意味します。
自分の子供を愛し、最高の幸せを与えてあげたいと願うのは親として当然の気持ちではないでしょうか。自分の身を分けて生まれた子供を愛さない親はいません。それが神ならばなおさらです。


ですから、人間の宿命とは、幸せになるために神に向かって永遠に歩み続けることなのです。難しくいえば、霊の完成へ向けての果てしない永遠の道を歩む宿命です。


ただし、人は無垢かつ無知に造られています。
神様に近づくためには一歩一歩進んで行かねばなりません。
そして幸せとは神を知ることでもあります。幸せそのものが神様なのですから、神を知ることは愛を知ること。つまりは愛の法を知ることでもあるのです。そのためには日々愛の法を勉強しなくてはなりません。


なぜこういう仕組みなのかといえば、これが一番神様をより良く知る方法だからです。
たとえば一つの機械があって、その構造を知るには分解するのが一番早いですね。そして、それを再び組み立てることで仕組みを完全に理解します。


人間の宿命とは、まさにこれのことです。完全なるものを知るためには、不完全から始めなければならないわけです。でも、これは終わりのない旅です。完全なる神には永遠にたどり着くことはできません。ですが、終わりのない旅だからこそ、人は常に幸せを感じることができるのです。


先生は自分で作品を作って、それが本当に楽しいとき、「ああ、終わってしまうのがつらい」と思うことがあります。そのおかげで、終わらない人間の宿命を知った時は感動したものです。自分は永遠にこの熱い感動を味わい続けられるのか、と。


今述べたものは先生の体験から得たものです。
人生の中には熱いと思えない時期も多々ありますが、それもまた次に来るもっと大きな情熱のための燃料蓄積の期間なのだと考えています。


これが正しいかどうかはわかりませんが、どうか信じてください。少なくとも今みなさんがつらいと思っていることは、すべて最高の幸せに通じていることなのだということを。
それでもこれに疑問を抱くのも仕方がありません。なぜ終わりのない旅を歩かねばならないのかは、高級霊のみなさんだって疑問に抱くことなのですからね。それでも死ぬことはできないので、日々考え、日々求め続けるしかないのです。


みなさんも自分なりの人生を生きて、自分なりの答えを見つけてみてください。
先生も自分なりの人生を生きてみて、もっとすごい答えを見つけてみせますから!




2章 その4 「人類は神(霊)において平等なのです」

世の中にはいろいろな人がいます。日本人だったりアメリカ人だったりロシア人だったり、あるいは男だったり女だったりニューハーフの人だったり。それはもう、人の数だけ違いがありますね。


残念なことに、こうした違いによって世の中には差別がたくさんあります。人種が違うからといって迫害したり、好みが違うからといって仲間外れにしたりと、それはもういろいろです。
みなさんも学校でこうした光景を見たことはありませんか? 今の世の中では珍しくない光景です。国家間のいざこざの絶えない世界に暮らしていれば、それが当たり前に思えてしまいます。


さてみなさん、今回は平等についてのお話です。

人類が平等があるべきなのは、倫理観からしても間違いないことです。同じ人間同士であり、所詮は人間なのですから限界があるのは誰しもが同じです。
ただ、その根拠がはっきりしないので間違った考えに呑まれてしまうことがあります。確固たる理論と根拠がなくては波風に耐えられません。


しかしながら、霊という存在がすべてを支えてくれます。
私たちはすべて神において平等であり、誰もが兄弟姉妹なのです。

その根拠は、人はすべて神によって、等しく同じ霊を与えられているからです。


これ以上、明確な答えはありません。
これを知るだけであらゆる迫害と戦うことができます。


神様は、人間の霊をすべて同じに造りました。
霊に色はありません。形もありません。すべてが同じ存在なのです。また、能力も同じにしました。すべての人間を最初は何も知らない赤子として造ったのです。


ただ、神様はご自身を表現なさるために、無限の可能性を宿しています。人間の霊にある無限の可能性も同じです。
顔立ちや身体、肌の色、遺伝子が一つ一つ違うのも、すべてそうした可能性を表現するためのことであり、違って当然なのです。違わないと意味がないのです。


もし世界がすべて同じ人間だとしたら、こんなにつまらないことはありません。新しいことがまったく存在しない世界になってしまいます。最新のゲームもなければ、新しい電化製品も生まれなくなってしまいますね。違いの中から新しいものが生まれるからです。


ここで一つ思い出してください。
神様は因果律という法則を作りました。これはなぜでしょう?
自分がやったことが自分に戻ってくる法則をなぜ作ったのでしょう。


これは、人類が皆仲間であり、自分自身だからです。


究極にまでさかのぼれば、人はみんな同じ霊、神様から生まれた同じ存在だからです。相手に攻撃すれば、自分を攻撃することと同じ。だからそれが返ってくるのです。とてもとても簡単な理屈なのです。


本来、人類はすべて仲間です。もし、すべての人がそれを認識すれば、どこに行っても仲の良い家族がいるような世界になります。これは素晴らしいことではないでしょうか? 誰もが優しく迎えてくれるならば、今の社会にあるギスギスした空気もなくなります。
誰もが同じであることを知れば、相手に優しくなれるのです。相手に優しくすることは自分に優しくすることと同じなのですから。


神様が直接人間に干渉しないのは、私たち人間がこうした人類愛を知るためでもあるのです。神様は、人間同士が愛し合うことを求めています。同じ霊同士、お互いが愛し合うことは、神様を愛することと同じなのです。


だからみなさん、忘れないでください。
学校で嫌な思いをした時は、相手もどこかで同じ嫌な思いをしていること。誰もが何かしらの苦しみを抱いている自分と同じ存在であること。人は助け合うことで神に奉仕できることを忘れないようにしましょう。


格好悪いことはしない!
格好良く生きる!


格好良さとは、綺麗な格好をしたりナウい(死語)車に乗ることではなくて、弱い人を守ってあげることです。自分自身に負けないことです。間違ったことと戦うことです。ただし、温和で平和的な手段で、確固たる自信を持って。知識はみなさんを守る盾と鎧になってくれるでしょう。


とてもとても難しいことではありますが、愛すること、それがすべての処方箋です。




その1 「心霊学は、死んだ人から実際に聞いた 『あの世』の情報なのです」 - 「ミーラインソフィア」-絵本と生命の知識- ブログページ


1章 その1「神様はいる!」 - 「ミーラインソフィア」-絵本と生命の知識- ブログページ

2章 その3 「霊とは、純粋な愛です」

今回は、前回の霊の部分が中途半端でしたので補足します。
特に人間の意識の部分でのお話です。


人間の本体である霊が神様の分霊であるということは、神様の性質を受け継いでいるということです。では、神様の性質とは何だったでしょう?
神様は完全ですので、この世界に存在するすべてのものを有しています。その中には善以外の悪や憎しみといったものも有することになります。完全ですから、どれも神様の属性ではあるわけです。もしそうでなければ、神は完全ではないことになります。


が、神様の最大の性質は、その愛と叡智です。


反対の性質である悪や憎しみといったものは、結局のところ無知から来る過ちと愛の裏返しにすぎません。その表現が未熟だから、そうした鈍い光を帯びてしまうわけです。
みなさんだって、好きだからいじめてしまう、興味があるから関わろうとするはずです。もし関心がないならば空気と同じように意識もしないはずです。ただ、その関わり方が悪いので、マイナスの要素が生まれてしまうのです。


神様が作った法則が愛の法であることを思い出してください。
すべての存在を幸せに導くためにすべての法則が用意されています。

ですので、神の分霊である人間の霊も神と同じく、本質は愛であるといえます。


何よりも神は、人間を無垢で純粋な存在として生み出したので、誰もが無垢で綺麗な心を持っているのです。これは全員がそうです。人は誰しも霊を持つがゆえに、純粋な愛を持っているのです。
今、みなさんが抱いている感情が何であれ、それが怒りや憎しみであれ、その本質は善や愛なのです。


まず基本の話として、人間の意識の本質は美しいものであると覚えておきましょう!
人の心の奥底には必ず善と正義、愛が眠っているのです。