「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
心霊学や体験談もとに絵本や言葉で、より楽しく生きる価値観をご提供できればと思います。
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2章 その14 「肉体は精神によってデザインされました」

次は物的次元、私たちの肉体のお話です。
肉体については医学や研究によってある程度わかってきていますが、ここでは心霊学っぽく、みなさんがあまり知らない話題にしましょう。


さて、みなさんには肉体がありますね。この肉体、いろいろと疑問に思うことはないでしょうか。
たとえば、持っている肉体は人それぞれ違いますし、先天的な病気を持っていることもあります。そうなると、「どうして私だけ、こんなに苦しむの?」と嘆いてしまいますね。先生だって、もっとこうだったら! と思うことはあります。


では、肉体とはどうやって造られたのでしょうか。もちろん、遺伝子によって造られました。お父さんとお母さんの遺伝子の合体によって、どういう因子を受け継ぐかは決まります。ですので、おおまかなデザインそのものは遺伝子のものです。顔が両親のどちらかとそっくりな人って多いですよね。二人の遺伝子をもらったのですから当然です。


しかし、何事もまず霊が起源です。この世のすべては、高い次元から低い次元へと顕現していく性質を持っています。すべてが霊的次元から発生し、精神的次元に表現され、物的次元へと顕現していく習性を持っています。
実は肉体を生み出す時、私たちの本当の意識である霊は肉体の創造に立ち会っています。これから送る人生に必要な能力と条件を付与するために守護霊さんたちと一緒に自ら肉体をデザインをしています。


先天的な病気(による苦しみ)が人生に必要な場合、この段階で肉体の遺伝子を操作します。肉体とはただの道具ではありません。みなさんの霊魂の外的表現、いわば写し身です。霊体の項目で、肉体に霊体の状況が反映するといいましたね。あれと同じく、肉体そのものが霊の本質を示しているのです。いわば、地上での霊の表現が肉体なのです。


ですから、生まれもって病気を持っている人、あるいは人生のある日、珍しい病気になる人などは、あらかじめ肉体にプログラムされていると思ってください。因果律は絶対ですから、その体験が人生において必要だから組み込まれたのです。
先生も実は一つこうした疾患を持っています。これによってどれだけ苦しんだことか。人によってはどうでもよいことかもしれませんが、その人にとっては最大の苦痛ということがあります。だからこそ意味があるわけですね。


さらに順序をたどっていけば、潜在的にそうした疾患の遺伝子を持っている両親を選んで生まれてくる、といえます。霊の行動は、常に地上の法則の制限を受けますので、そうした両親を選べばよいわけです。


ですので、みなさんが味わう肉体的な欠損や病気は、すべて自分の霊が自ら得ようとしたものなのだ、ということを忘れないでください。


先生もかつて親を恨んだこともありましたが、大人になって「ああ、自分にとってこれは救いなのだ」と気がついたものです。もしこの状況がなければ、きっと人生を誤っていたでしょう。人間は誰もが心が弱いですからね。誘惑に負けて人生を台無しにするより、はるかにはるかにありがたいことだったのです。


ここでは、肉体は霊と精神の反映である。と覚えておきましょう。そこに自ら選んだ両親の遺伝子の制限が加わって造られたのです。




2章 その13 「人間にはもともと超能力があります」

みなさんは超能力という言葉を知っていますね。アニメやゲームでは、サイコキネシスとかテレパシーとかいろいろな能力があって「うわー、すげー」と思います。でも、これらの超能力は、もともと人間に備わっている能力だと言ったら信じますか?


超能力はサイキックといって、精神的次元の作用をこう呼んでいます。地上の人間が、自分の意思でできるものを指します。

テレビの番組で超能力を取り上げていることがありますね。よく見るのが遠隔透視などで犯罪捜査を行う、というものです。気功などで治療を行うものは生理的な要素が強いのですが、その中の遠隔治療などはサイキックの分野に属します。


一番わかりやすいのが、動物が持っている能力です。遠方ではぐれてしまった犬が数ヶ月後に自宅に戻ってきたとか、人間には視えない波長がわかったりとかいうものです。犬や猫は霊視能力もあって、彼らには霊が見えているという話です。
こうした能力は動物だけの特別なものではなく、人間も本来、それに近い能力を持っているのです。ではなぜ現在の人間が超能力を失ったかといえば、物質文明に浸りきってしまったから必要がなくなり、衰えてしまったのです。


スマホでどれだけのことができるでしょう。一瞬で映像が見れたり、遠くの人とメッセージのやりとりができます。はてはビデオ録画すら簡単です。こんな道具を使っていれば、超能力が必要なくなるのも仕方ありません。


こうした道具は優れていますが、お金がなくては買えませんし、住んでいる国によってはないことがあります。ですが、少し思い出してみてください。神様が本当に平等だとすれば、貧富の差による差別を行うと思いますか? 


神様は、すべての人間に平等に能力(可能性)を与えています。人間の霊魂には、すべての力が内包されているのです。お金の有無や、人間が勝手に作った階級などで差別されないように、すべての人間が種類や程度の違いはあれ、力を持っています。
ですので、開発次第で誰でもテレパシーや透視などといった能力が使えるようになっているのです。ただ今は、今述べたように衰えてしまっているので使えないにすぎません。今のように道具や機械がない時代は、今よりもサイキック能力を多く使えていました。治療や物質創造に至るまで生活に活用していたのです。


よく聞くのが、今は失われてしまった大陸のお話などです。こちらはニューエイジという系統に属するものですが、かつての文明では超能力が当たり前に使われていたといいます。
また、インディアンの生活でも日常的にヒーリングは行われていたそうです。その際に水晶などを使ったため、今でも水晶には能力補助の力があると言われています。(でも、あくまで石なので、みなさんは天然石商売には騙されないようにしてくださいね)


精神の活用は、まだまだ発展途上の段階にあります。同時に、神によって開発を制限されている場合もあるそうです。精神は使い方によって破壊的なエネルギーをもたらすので危険なのですね。

たとえば、特定の人間に悪意をもって使うと、実際に精神的に攻撃を仕掛けることができます。


一般的に現代人は、精神に対する防御が低いので体調を崩すことも多いでしょう。いわゆる呪いといった概念も、こうしたものから生まれたと思われます。意念の力はけっこう強くて、人間は想像したものをエーテル層に創造することができます。よく枕元に知り合いが立っていたとか聞きますが、そうした場合は意念で作られた想念体という可能性もあったりします。たまにこれが写真に写って、心霊写真と間違えられることがあったりします。(一応心霊に属するので、間違いではありませんが)


ただ当然、精神で他人を攻撃したら因果律によって自分に二倍になって返ってきます。これが諺の「人を呪わば穴二つ」というわけです。


それと聖痕という言葉を聞いたことがありますか? キリスト教徒に現れる傷のことです。イエスの磔(はりつけ)の時にできた傷が信者にも現れるので特別なことだとされています。が、これも精神の作用なのです。自らの精神の強さ、思い込みによって傷が作られるのです。
その証拠に、当初は手のひらに傷が生まれていたのですが、ちょっと医学的に無理だとわかって、本当は手首じゃないかという説が出てきたら、今度は手首に聖痕が現れる人が出てきました。ね? こんなもんなんですよ。


これくらいならばまだよいのですが、もっと大きな被害が出ると判断されたものについては霊側が管理して、人間の進歩に合わせて順次公開していくという形を取っています。今の地球は、ようやく少しずつ物質中心の時代が終わりを迎える段階で、次には精神的な時代がやってきます。そこでは精神を中心とした生活が待っていることでしょう。人々が精神生活に慣れてきたら、そうした技術も公開されていくと思われます。


先生も物質的なものにはあまり興味がなく、友達に話したら「え? そんな生活なの!? どういうこと!?」と驚くほどの精神的生活を送っています。精神修養を重視しているので、今の物質時代から見れば異様に見えるわけです。(単に先生が引きこもりという可能性もありますが・・・)


最後に、サイキック能力(心霊能力)に対して、霊的な次元の作用をスピリチュアル能力(霊的能力)と言います。


私たちにはわかりにくいですが、この二つは明確に分かれています。簡単な違いでいえば、サイキックはあくまで地上的な分野に限られ、能力もあまりたいしたことはありません。ある程度の未来予知もサイキックで可能ですが、総合的には今ある機械のほうがはるかに優秀です。


一方の霊的能力は霊が関与する力で、そこの制限は事実上ありません。心霊治療の項目でお話しますが、病気が一瞬で治ったり、それこそ惑星創造すら可能な力です。つまりは霊側が関与(援助)するもの全部を霊的能力と言うわけです。

ただ、地上で行う際は環境条件による制限を受けるので、いろいろと時間や手間がかかるというわけです。たとえば人間を通して行う場合は、その人間の霊的能力の限界が力の限界となるわけです。


正直、先生はサイキック系の能力に関心を払うのはお勧めしませんね。日々の生活を普通に暮らしながら、霊的能力を磨いていくほうがよいでしょう。そうすると、そのうち自然にサイキック能力が目覚めてくる、という話です。




2章 その12 「精神は潜在意識の影響を受けます」

私たちが地上生活を行っている間は、精神が意識の中心になります。精神的な分野と霊的な分野を明確に分けることは私たちにはできませんので、基本的に自分の意思で行うことはほぼすべて精神的な分野に属すると思ってよいでしょう。
この精神はいわゆる脳に指令を送ることで身体の行動を制御しています。みなさんが何かをしようと思えば身体も動くでしょう? とても簡単なことですね。


ただ、精神の活動の大半は潜在意識によって制御されています。


おっと、また少し難しい言葉が出てきてしまいましたね。潜在意識とは、名前の通り潜在している意識、下に隠れている意識という意味です。よく隠された力を潜在能力と言いますね。それと同じです。
一方その反対に、自分が自分だと思っている意識を顕在意識と言います。顕在(けんざい)とは、今こうして表にあられている意識という意味です。自分で理解できる部分の意識ですね。


この潜在意識は大きく捉えると、霊的意識のことを指す場合があります。霊的な意識も隠れて見えないので自然な用語ですね。ここには当然、過去のデータのすべてが存在しており、いわゆる前世の情報も格納されています。ですが、これだとちょっと広いので精神の分野に限定して述べていきましょう。


私たちは顕在意識でやることを決めて実行しています。それこそご飯を食べようと思って食べるわけですね。ただし、その行動、咀嚼(そしゃく)して飲み込むといった動作は意識してやっているわけではありません。歩くという動作も意識してやることは少ないはずです。こうした普段何気なくやる行動の大半は、潜在意識が肉体を自動的に制御して行っています。


みなさんが赤ん坊の頃、子供の頃に潜在意識に肉体の制御の仕方を刷り込んだおかげで、今はパターンに沿って自動的に動くようにしたのですね。もしこれがなければ歩く時も「次は右足」「次は左足」と考えることになって一苦労です。
このように、たまに呼吸や口の動きを意識しすぎてしまい、過呼吸になったり、口に違和感があったりすることがありますから、潜在意識による自動制御はとても大切です。



さて、この潜在意識は精神にも多くの影響を及ぼします。言ってみれば、精神に割り当てられた領域があって、強い相互作用をもたらしているとも言えます。どういうことかといえば、肉体の制御と同じく精神の制御も潜在意識に任せている部分が多いからです。


たとえば、みなさんが普段考えていることって、本当に自分がそうしたいと思っていることなのでしょうか?


またまた先生、釣りですか? いやいや、ここは重要ですからボケませんよ! ちゃんと聞いてくださいね!
実際のところ、私たちが日々考えていることや感じている感情の大半は、潜在意識によって引き起こされていることが実に多いのです!!


たとえば、昔嫌なことがあって毎日のように思い出してイライラする人がいます。毎日ではなくても、頻繁に思い出して気分を害することもあるでしょう。友達にされた嫌なことが忘れられない、失敗した体験をずっと引きずっていて不安になる。みなさんも心当たりがあるでしょう?


こうしたことは、すべて潜在意識によって引き起こされていることなのです。


潜在意識が悪い? いえいえ、そうではありません。精神に割り当てられた潜在意識は、あくまでみなさんの道具にすぎません。肉体の癖も、みなさんがそれをインプットしたから潜在意識が繰り返すのですから、その機能はまさに機械と同じです。


精神に影響を与える潜在意識の行動も、みなさんが自分で刷り込んだ結果なのです。何度も自分でその思考を繰り返すと、潜在意識は「ああ、ご主人様が何度も言うから大切なことなんだな。覚えないと」と勝手に理解して、「じゃあ、大切なことだから二度言わないと」と、良い悪いに関わらず二度どころか永遠にリピートを繰り返します。


これは本来、みなさんが言葉や体験を覚えるための仕組みなのです。単語を覚える時は繰り返し読んだり書いたりして覚えますね。テストの前は経験があるでしょう?
それと同じで、潜在意識に情報を刷り込むわけです。一度覚えたことは二度と忘れません。が、情報の優先順位がありまして、何度も繰り返すと最優先で思い出すようになります。脳の神経もこれに対応しており、繰り返すことで情報ネットワークが構築されるようになっています。


つまり、みなさんが普段イライラしたりネガティブになるのは、潜在意識から情報が上がってくるからです。これが良い体験、気持ちの良い感情ならば常時ウェルカムですが、残念なことに嫌な体験も同じようにリストアップしてしまいます。


これは重要なことで、多くの人が日々怒っていることは「違う体験に怒っている」ことになるのです。たとえば、友達と会話していて突然相手が怒り出すことがあります。また、自分も相手のちょっとした言動に激しく怒ることがありますね。


実はこれ、そのことに怒っているのではなく、「過去の体験」や「嫌な思いをした過去の人」に怒っていることが多いのです。何かのキーワードがその体験を思い出させて反応させているのです。


ここで一つ例を挙げましょう。先生は重要な案件で連絡を怠る人が嫌いで、ついつい怒ってしまうことがあります。いつしかそうしたことに過剰に反応するようになって、必要以上に怒ったりすることがありました。

しかし、これを何度か繰り返すうちに、「はて、今回の一件はそこまでのことかな?」と思い返すようになったわけです。そして分析していくと、自分が怒っていたのは過去に信頼していた人からそうした態度を取られたこと」にずっと怒っていたことを知ったのです。


先生は、今目の前にいる人ではなく、過去の出来事と人物に対してずっと怒っていたというわけです。大きなショックがあって、それを何度も思い出すと潜在意識に植え付けられます。
すると同じような状況になった時、その体験が再び無意識下に上がってきて必要以上に怒る、という仕組みが生まれるのです。



これって怖いことだと思いませんか? これを知らないと、その人は日々過去に囚われて生き続けることになります。それはもう死人と同じです。


なので、メンタル本やビジネス書の多くは、この潜在意識をどう操っていくかに比重が置かれて書かれています。メンタル本はわかるけど、ビジネス書なのに潜在意識っておかしい? まあ、そう思いますよね。しかし、みなさんの感情のほぼすべてが潜在意識によって動かされる以上、この重要性は計りしれません。


人間に宿された可能性は無限大です。ビジネスで成功する人は、この力をとてもよく認識して利用しています。なぜならば、すべてのエネルギーは自分の中に眠っていることを、体験で知っているからなのです。
ですから、成功している人ほど心のあり方、使い方について語るはずです。これは心霊学にも通じる、いや、人生の全部に通じる話なのです。


心霊学の分野でいえば、そうした日々の習慣は霊魂や霊体にまで影響を及ぼします。日々考えていることが霊体のご飯なのですから、毎日の栄養の質が悪くなっていくのです。そうなると、霊体は黒くなってチャクラの流れが滞り、ガンなどの病気になってしまうし、毎日暗い気分で生きねばならなくなります。


そうです。心の病は、この潜在意識の使い方を知らない人がかかる病気なのです。先生の友達に心の病の人がいて、その人は毎日のようにネガティブな感情を潜在意識に植え付けた結果、常に弱気でマイナス思考で、何もやる気になれずに家に閉じこもるようになりました。


これは不幸です。あまりにもつらいことです。誰だって毎日をポジティブに生きたいですよね。でも、潜在意識だけは自分でどうにかするしかないのです。



ここは余談となりますが、潜在意識を浄化する方法をいくつか述べておきましょう。


一つは忘れること。過去の嫌な体験は忘れるほうが一番よいと先生は経験から学びました。もちろん何度も考え、それを回避できる方法はなかったかを思索するのは素晴らしいことですが、一度それに思い至ったら忘れることです。それしかありません。


二つ目は一つ目の補強として、新しい行動を常に起こすことです。


記憶というのは忘れることはできません。オーラに格納されてしまうので、永遠に消失ということはありえないのです。しかし、その体験を埋め尽くすほどの新しい体験をすることで優先順位を下げていくことができます。常に新しいことをして新鮮な気持ちになることは、潜在意識に対しても素晴らしい効果を発揮します。


気持ちが落ち込んだ時は、何か行動をする。これは昔から心の病の治療にも使われる立派な手法なのです。頭で考える暇もないくらい作業で埋め尽くすと、体はそれに反応しますのでエネルギーをそこで使います。そこですっきりするわけです。
これを繰り返すと、だんだんと嫌なことも忘れていきます。その間に嬉しいことや楽しいこともあって、上書きされていくからです。


先生もネガティブな感情から抜け出せないと感じた時は、考えるのをやめて作業に没頭することにしています。ただし、できれば難しい作業をお勧めしましょう。当たり前にできる作業だと考えながらできてしまうので意味がありません。できれば全神経を集中しなければできないことがよいです。


人によっては職やアルバイトを変えてみるのもよいでしょう。新しい環境に慣れるので精一杯で、嫌なことを思い出す暇もありません。


どうぞお試しください。