「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
心霊学や体験談もとに絵本や言葉で、より楽しく生きる価値観をご提供できればと思います。
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1章 その11 「自動で機械的だから公正なのです」

法則は自動的に機械的に作動します。
これをよく考えてみてください。


すると、これが完全なる公正であることがわかりますね。


原因と結果は機械的に完全なる形で発動します。
その人がどんな言い訳をしても、やったことに対しては自動的に結果が出るわけです。
良いことをすれば良い結果が生まれます。他人に優しくすれば、相手も自分のことを慕ってくれます。相手に悪いことをすれば、相手は自分を恨みます。


もっと簡単な例を出せば、お茶碗を床に投げつければ割れます。屋上から飛び降りれば大怪我をします。
こうしたことは特に何の違和感もなく、当然の原因と結果として生まれます。
これが自動的で発動しないと私たちの生活が成り立たないわけですね。
気まぐれで止まってしまっては大混乱になってしまうからです。


神様は決まりを作って、それを守って生きるように教えました。
ただし、それを守るかどうかは自分の自由なのです。
努力した人にはちゃんと努力した結果が出ますが、努力しない人には努力しなかった結果が出ます。今まで散々言っているように、これを同列には扱えないわけです。


なぜならば、神様は絶対の公正だからです。


どんなにかわいそうに思っても、法を破った人とちゃんと守っている人とを同じに扱えません。だって、そうでなければ公正ではありませんからね。


法則である神様は、自ら作った法則を破ることはできないのです。


自分自身が法則だからです。もし破ってしまったら、自分そのものを否定することになってしまいます。
決まりとして、「これを破った人はこうなる」と決めた以上、それを忠実に実行しないと不公平になってしまうので、神様が誰かを特別扱いしたりはできないのです。


神様はすべてを愛しています。
すべての人を平等に作っています。
だから、各人が努力した分に報いるために、誰も特別に扱いません。
努力した人は、努力した分を必ず受け取ります。それが法則です。


そうです。この原因と結果の法則というものは、神様が絶対的に公正であることを示すものでもあるのです。そして、それこそが絶対の愛でもあるのです。


ただし、何度も言っていますが、法則には無限の形がありまして、すべての人に平等に正しく作用することになっています。
ですから、その人の特別な事情もちゃんと考慮されて発動します。


これが神様のすごいところです。
人間の社会だと、そうした事情を考慮しないで同じ結果を出せと言われてしまいます。
みなさんだって、数学が得意ではないのにテストで90点取れと言われても大変ですよね。その日はとても体調が悪いことだってあります。そもそも目が不自由かもしれません。
そうしたすべての条件を考慮して、一人ひとりに対して公正になるように作用するのです。神様ってすごいですね!! だから完全なのです。


その中でどうがんばったかをちゃんと神様は見てくれています。
完全なる法則が、機械的に間違えることなく、みなさんの努力に報いてくれます。

まずは神様が公正であること。これを知ってください。
先生との約束ですよ!!




1章 その10「原因と結果の法則は機械的に作動します」

神様が作ったのは愛の法ですが、それ以外にも自然法則はたくさんあります。
物理現象のすべてに作用する法則から心の法則、霊的法則と無限にあるわけです。それを挙げればキリがありませんから、その中でもっとも重要なものを説明します。


それは、ここでもずっと言っている原因と結果の法則、因果律(いんがりつ)です。


因果とは、原「因」と結「果」の両方の文字を合わせて作られているので、文字通り、原因があって結果が起こるという実に当たり前のことを言っています。それに法律で使われる律を合わせて因果律、つまりは因果の法という意味になります。
神様が作った原因と結果の法則、という意味ですね。


世の中は、原因があって結果が起こります。
「食べ過ぎる」という原因があって、「太る」「お腹を壊す」という結果が生まれます。病気の薬にしても、「この菌にはこの化学物質が効く」から効果を発揮します。


なので、みなさんの周りで起こることのすべては、この因果律の結果なのです。その家庭に生まれたこと、その環境に生まれたこと、学校で起こること、怒ったり泣いたりすることも、結果に対して全部原因があるのです。


サイバスターがアカシックバスターを使うときに「因果律の鎖を破壊する!」みたいなことを言うたびに先生は「マサキさん、それはダメぇえーー!」と叫んでいるのは、これが絶対の基礎となる法則だからです。


そうでないと、宇宙はめちゃくちゃになってしまいます。
ある日突然、地球が回転をやめてしまったら、ずっと夜のままかもしれません。植物も育たなくなったら? いやいや、みなさんの身体が突然壊れてしまうなんてことも!!(怖すぎますね)


そうならないのは、法則によってすべてが管理されているからなのです。
絶対に間違えない原因と結果があるから公正と秩序が生まれているのです。それを管理しているのが神様なのです。


では、どうして絶対に間違えないかといえば、法則が自動的に発動するように作られているからです。
全自動の家電製品のように、ツイッターの自動投稿のように、一度設定したら自動的に全部作動する便利なものはたくさんありますね。法則もそれと同じで、全部が自動的に発動するようになっているのです。
唯一異なるのは、機械やサービスはいずれ終わりますが、神様は永遠なので終わりがないことです。


法則は自動的に永遠に作動し続けます。だから神様は絶対に間違えることがないのです。そうでないと宇宙がこんなに長く続いているわけがありません。
時々、いつもと違うことが起きることがあります。科学の実験でも「あれ? どうしてこんなことが!?」と思うことが起きますが、これは神様が間違えたのではなく、違う法則によって違う原因と結果が生まれただけにすぎないわけです。
それだけ法則はたくさんあるわけですね。でも、どれもがすべて基本的なこの法則によって生まれています。



すべては原因と結果によって存在が許されている。


言い換えると最初の原因たる神があってこそ、結果であるすべての存在がある、とも言えるのです。


先生やみなさんが存在しているのも神様がいるからなのです。
とってもとっても大切なことなので、これはぜひ覚えてくださいね!





1章 その9 「愛の法に逆らうから痛いのです」

神様は愛の法を作りました。
ここまではいいですね?


最高の愛である神様は、人間にも同じ幸せを与えてあげたいと思っているからです。


ただし、神様は人間を無知で無垢(むく)な存在として作っているので、最初は何もわからない状態です。
まさに赤ん坊。善くも悪くもない純粋な状態として作られました。
みなさんも知っているように赤ん坊は何もわかりませんよね? 大人がしっかりと守って教えてあげないと、どこに行くかわかりません。それは危ないです。


だから、赤ん坊のために愛を知るための正しい道を法則として作ったのです。


この道を進めば、みなさんは幸せになれますよ。
しっかりと守れば愛を知ることができますよ。


と。


つまりは、山登りのガイドラインのようなものです。
山は何も知らないで登れば危ないですね。でも、ちゃんと道が整備されていて、道に沿って正しく進んでいけば危険は少なくて済みます。今ある道路がそうですね。信号を守ってゆっくり進めば、まず事故には遭いません。舗装されているからです。
同じく、人間も神様が作った愛の法に従えば幸せになれるようになっているのです。


え? 道がわかっていても赤ん坊一人で山は登れない?
なるほど、その通りですね!!
もやしっ子でチキンの先生もいきなり登れと言われたら「無理です」と言うでしょう。怖いですもんね。


でもなんと、神様はとても優しいので、ちゃんとガイドさんを付けてくれています!!
これもまた違う章で詳しく話しますが、それがみなさんの守護霊さんです。
人間には人生のガイドとなる守護霊さんが必ず一人ついています。
それを補佐する人たちもいて、それを背後霊(はいごれい)と言います。
いつも見守ってくれているのでそういう名前が付いたのですね。
みなさんが道を外れそうになると「そっちは危ないよ」「我慢しなきゃ」と応援してくれます。


がしかし、人間には自由意志というものがあります。
神様はけっして人間を人形として作ったのではないのです。
自分で考えて自分で決断できる生き物として自由を与えています。
その結果、ワガママから道から外れてしまう人がたくさんいるのです。


せっかくガイドの背後霊さんたちが「それは駄目だよ」と言っても、「いいんだ。僕はこっちに行くんだ!」と強情を張ることもできるのです。
神様はみなさんに自由を与えていますので、「それならば仕方ない」と好きにさせてくれます。


しかし、正しい道を登らないとどうなりますか?
そう、崖から転落したり、転んだりして怪我をしますね。
「痛い、痛い! どうしてこんなに痛いの!!」
その答えは、「あなたが道から外れたからですよ」となります。
とても簡単な理由ですよね。自分から危ない道を選んだのですから、足を踏み外しても不思議ではありません。誰もが納得のいく答えです。


人生で不幸なことが起きるのは、まず最初の原因として神様の愛の法から外れてしまうからなのです。
これを善悪に置き換えてみますと、神様はまず善だけをお作りになられました。
ただ、神様は全知全能で無限なので、悪の存在すら認めてあげることができます。
もし悪の存在を認めないと、神様が無限ではなくなるからです。
無限とは、すべてにおいて無限なのです。


ですから、人間が愛の法から外れて、自らを生み出すことをお許しになったのです。あくまでそれは神が作ったのではなく、人間が与えられた自由意志によって生み出したものなのです。
言い換えると、神の愛の法から外れることが悪なのです。痛みを伴う結果になるからです。


そんな!
僕たちは自分で悪なんて望んでいませんよ!
こんな痛いこと、誰が好きでやりますか!


そうですね。誰だってそんなことは思いませんね。
でも、知らずに愛の法から外れていることはたくさんあるはずです。
人間はそもそも無知なので知らないことがたくさんあります。愛の法を知らないで大きな痛みを感じることも多いのです。


ですが、安心してください。愛の法はとても簡単です。


「お互いに愛し合いなさい。あなたがして欲しいことを相手にしてあげなさい」


これが愛の法なのです。


世の中を見回して、これがどれだけ実践されているかわかるでしょうか?
相手の悪口を言う人、自分のことしか考えない人がどれだけいるでしょう?
ムカついたからと殴ったり、あまつさえ殺してしまったり、それがちょっとしたことであっても自分がされたら嫌なことをたくさん相手にしています。

戦争は神様が作ったのではないのです。人間が自ら望んでそうしたのです。


つまり、それらは自ら生み出した当然の結果なのです。
痛みはまず、愛の法から外れることで起こるのです。


では、次はもっとわかりやすい因果律のお話をします。
これも根幹はとってもとっても簡単なお話ですが、とても重要です。
これこそ完全なる公正を保つために必要なものなのです。