みなさんが世の中を見て、
「どうしてこんなに世界は荒れているのだろう?」
「指導者や政治家って、いつも変な人がなるなー」と思ったりしますね。
未成熟な人が権力を持ったり、幅を利かせていると、
世も末だと思ってしまうのも仕方ありません。
ちなみに先生にとって世も末は「ヒャッハー、汚物は消毒だー」
の世界なので、まだまだこんなものでは動じませんよ!
話を戻して、それは地上がとても低い場所にあるからです。
価値観や意識のレベルが低いので、
そういう人たちが幅を利かせることを許してしまいます。
これは全体的なレベルなので、
いくら個人で偉大な人がいても総合的には低いことになるのです。
霊の世界でも同じで、いざ優れた霊人が地上に話しかけようとしても、
あまりのギャップに伝わらないのです。
これを波長が合わない、と言います。
高い音域の音が人間の耳には聴こえないのと同じで
人が進化していくと下のものとは波長が合わなくなるのです。
もしみなさんが中学生なら、小学生とは話が合いませんよね?
幼稚園生ならばなおさらです。
がんばって合わせることもできますが、限界があるでしょう。
そうなってくると話が合うのは意識レベルが近い人になります。
みなさんも日々親近感を感じる人には話しかけやすいですよね?
自分と同じ趣味を持っていて、なおかつ気の合う人ならば最高でしょう。
それが家族ならもっと素晴らしいですね。
このように、地上の交信に限っていえば、
霊人さんも現在の地上のレベルに近い人、
霊界でも低いレベルにある人が強い影響力を持っているのです。
波長が合うからです。
特に死んでからあまり時間が経っていない人などは、
地上の人間に対して強い力を持っています。
交霊会で質の悪いものが出やすいのは、
若かりし頃の私のように軽いイタズラをしてしまう霊人が影響を及ぼして、
色々と邪魔をしてしまうからです。
それで結局、みなさんは「こんなのつまらない。嘘っぱちだ」と思ってしまうのです。
しかし、質が悪いものが多いからといって
素晴らしいものがなくなるわけではありません。
むしろ闇の中だからこそ輝くものは目立つのです。