人は死なず、物やお金に価値はない(復習)
さて、ちょっと復習をしましょう。
まず一番重要な点は、人は霊的存在なので肉体の死後も永遠に生き続け、その結果として地上の物やお金には価値がない、ということ。
まあ、すべてのものには意味があるので、
まったくの役立たずというわけではなく、
執着したところで意味がない、ということです。
そういえば心霊学の項目はちょっと止まっているので
霊界についてはあまり語られていませんが、
地上を去れば次の世界で生きることになります。
そこは心の世界なので、今の地上のようなお金や物質はなく、
すべてのものは思念で間に合うようになります。
するとどうなるか。
基本的に誰かが何かを所有するということがなくなるわけです。
欲しいものがあれば想念で作れば手に入りますし、
そのうちだんだん興味がなくなっていくわけです。
みなさんだって、簡単に手に入るものならべつに欲しいと思いませんね。
それらは空気と同じなのです。
で、地上と霊界で共通しているのが自分の心です。
考え方や思考力、正義や愛や夢や希望。
それ以外にも集中力や想像力、器用さ、感覚の鋭さなどなど
地上では一見すれば物的な技能に見えることも
実際は霊の能力に起因しているわけです。
持ち越せるのは心のみ。
心の力のみ。
となると、たとえば地上でお金や物に執着していた人はどうでしょう?
自分に得にならないことはやらない癖がついているので、
みんなのために自分を犠牲にするのが当たり前の世界では浮いてしまいます。
べつに執着しなくても、地上で普通にお金のために働いている人は
いきなり奉仕の世界に入ると戸惑ってしまうわけです。
なので、地上で自己の欲望を制御するのは、とても重要なことです。むしろこのために私たちは地上にやってきています。
人間は死なない。
(永遠に生きる。地上は始まりの地)
やったことも消えない。
(罪は裁かれ、善行は評価される)
お金や物は道具にすぎない。
(神様からの借金。返さないといけない)
これが大前提です。
そうでないと不公平ですからね。
大人になると難しいのは承知していますが、
普段から「自分が正しいと思うからやる」という癖をつけておきましょう。
そうすればいざ奉仕の世界に入っても、違和感が少なくなるでしょう。
一番よいのが自分の好きなことを仕事にすること。
これだと利益度外視で正しいことをやれるようになります。
その癖をつけやすくなる、ということですね。
「俺は好きでやってんだからいいんだよ」くらいな感じがお勧めです。
ただお金だけを目的にしていると、たとえお金がたくさん入ったとしても
本来学ぶための時間を無駄にしたことになってしまいます。
お金は現在の社会システムでは必要なものですから、
生活に必要な分あればよい、と思ってください。
普通に生きていれば、必要な分はみなさんの背後霊が用意してくれます。
そういうシステムになっているのです。
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