「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
心霊学や体験談もとに絵本や言葉で、より楽しく生きる価値観をご提供できればと思います。
子供~学生から、お子さんを持つ大人のみなさんまでお気軽にごらんください(*^^*)

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無理をしないこと

無理をしない、これは非常に重要なことです。


無理をしてしまうと身体が疲れます。
次に精神が疲弊して、心を病みます。
それが継続されると魂にも影響を与え、慢性的な状態になっていきます。
こうなると正常な状態とはかけ離れた病気となり、さまざまな苦痛を呼びます。


まあ、そんなことは言われるまでもないですよね。
では、なぜ無理をしてしまうのか。


一つは、楽しくてついつい自分が制御できない場合。
たとえば面白すぎて夢中になって、ついつい夜更かししてしまう。
目に悪いと思いつつ、スマホばかりいじる子供と一緒ですね。


もう一つが、固定観念に囚われて「しないといけない」と考える場合。

前の理由は自分の楽しみが入っているのでまだ良いのですが、
こちらの場合はけっこう危ないです。
たとえば、働きすぎで過労死したり、無理をして事を運ぼうとして破滅します。


正直にいえば、先生は裕福ではありません。
それどころか贅沢とは無縁な生活をしています。
外に遊びにいくこともなければ、お店に行くこともほとんどありません。
必要最低限の生活を送っています。
幸いなことにインターネットがあればそれなりの娯楽は得られますからね。


では、この状態で無理をすればどうなるでしょう。
最低限の生活すら送れなくなり、苦しくなるでしょう。
それに伴って精神は病んで、誰かを恨むようになるかもしれません。


逆にいうと、無理をしなければ最低限の生活は保障されるものなのです。
そうです、神様が保証してくれます。
心霊学の知識があると、世界にはしっかりとした意思と力が存在していることを知ります。
その中には生活に関わるものもあるのです。


仮にそれを知らなくても、
無理をしなければ不必要な負担をかけることがないのは普通のことです。


それでも無理をしてしまうのならば、他人の目ばかり気にしているからです。


それによって無理をして浪費をし、自らを追い詰めています。
これだけだとわかりにくいので一例を出しましょう。


ここでまた便利な先生の母親に登場してもらいます。
彼女は長年働いていました。何のために?
もちろん生活のためではありますが、その半分は保険をかけるためにです。
未来が不安で怖くて、毎月五万円以上の生命保険や傷害保険をかけるために
無理をして働いた結果、膝を壊して今では歩行に大きな支障が出ています。


しかも何度も忠告はしています。
これ以上やると足が壊れるから、せめて働く日数を減らしてくれと先生も言いました。
でも、それは聞き入れられませんでした。


本来ならば、働き者と称したいところですが、残念ながら逆です。
自らの恐怖に負けて無理をした結果、こうなったのです。
少し薄情に言えば自業自得です。
厳しいですけど、こうした無理には誰も同情も評価もしてくれません。


この世には、無理をしてまでやることはあまりありません。
それが人助けであろうと、自らの身体を壊してまでやるのは無謀です。
神様の基準だと、たしかに自己犠牲は最大の美徳ですが、
それは心の中で「自分しかいない」「自分がヒーローになるんだ」という
自己顕示欲に負けた結果、という採点が下ってあまり評価されないのです。


神様の法則って、ほんと難しいものですね。
でも、よくよく考えてみれば、実に理にかなっているものばかりなのです。
無理に求めないということは、自分の欲望を制御している証拠です。
「欲しい、でも我慢しよう」を続けていると、
そのうち「まあ、なくてもいいか」になり、
次には存在すら気にしなくなるほど達観していきます。


それより楽しいものや美しいものは、素朴な生活の中にあり、
幸せを手に入れるのにお金は必要ないと悟るでしょう。
先生の母親の事例のように、恐怖さえ制御すれば不必要な出費というのは多いのです。
それに気がつけば、最低限の生活で十分だと悟るでしょう。


どんなに他人や社会がみなさんを急かしても、それに流されてはいけません。

自分の中のリズムを大切にして、それを守るようにしてください。

それこそ本当は毎日学校に行ったり、仕事に行かなくてもよいのです。
その人にはその人のリズムがあるので、本当はその人独自のスケジュールが必要なのです。
それを無視すれば体調を壊すのは当然で、さらに無理をするから
一生残るような後遺症が出てしまうわけです。


自分を守るために規則に逆らうことは悪いことではないのです。
むしろ、画一的にすべてを同じに扱うほうが悪いのです。
みなさんが学生だと、これに逆らうのは容易ではないでしょう。
ですが、まずは自分を守ることを優先してください。
そうしないと大人になってから大きな代償を支払うことになります。