「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
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相手に恥をかかせないように配慮しましょう

久々にテレビというものをつけてみたのですが、
うーん、どうも先生からすると不思議で変な世界が広がっていました。


最近はどうやら動画が流行っているようで、
何かあったら動画にして出すという習慣ができてしまっているようです。
この動画は変であればあるほど好まれるようです。


失敗した人を動画に映して笑う、という現象自体が目を疑うものでした。
びっくりして先生としてはしばらく呆然としたくらいです。
最近の社会の風潮、というよりはまだまだ未成熟な人間社会全般がそうなのですが
ここではいまだ相手に恥をかかせて面白がるという悪癖があるようです。


最初に述べておくと、相手に恥をかかせないように努力するのが慈善です。


道徳教育で一番大切なのがこの部分。最初に学ばねばならないところです。
たとえば誰かがミスをしたらフォローするのは当然ですが、


一番重要なのは相手にそれを悟らせないこと、です。


神様の作ったシステムの中で重要視されるのが慈善です。
そして、神様はより自然に慈善を行うことを推奨しています。
自然に、という意味は、それに対して対価を求めないこと。
いわゆる無償の愛に行き着くものなのですが、それにもテクニックが必要です。


慈善と聞いて最初に思い浮かべるのが寄付かもしれません。
もちろん寄付も大事な慈善ですが、これは一番簡単な慈善で、あまり評価されません。
なぜならば、それは当然だからです。
慈善の中では「当たり前」に属すること。
当たり前のことをやっても褒められないのと同じで、
持てる者が持たざる者に与えるのは当たり前なのです。


で、その中で私たちが一番やりやすいのが、
相手に恥をかかせないように配慮することでしょう。
相手の言い間違いを指摘しない、公衆の面前で注目させない、
些細な失敗は隠してあげる、追い詰めないなどなど
数えたらきりがありません。


当然、大切な問題、みんなの生活にかかわることならば、
失敗に対してお互いに意見を出し合うのは当然のことで、
そうしたことは別に考えないといけません。
この場合でも、あとで二人で会ったときにさりげなく教えてあげるとか、
できるかぎり相手の恥を外部に漏らさないことが肝要です。


寄付にしても、この仕組みが当てはまります。
相手に恥をかかせる、ちょっと言い方を変えると
お金をばらまいて相手に拾わせるような行為は、
寄付どころか相手に恥をかかせる行為として、むしろマイナス評価になります。
本当の寄付とは、相手に負い目を感じさせないように
非常にさりげなく行うことです。
これがなかなか難しいので、それができれば非常にプラス評価になるでしょう。


このように、相手に恥をかかせないことは相手を思いやることなのです。


なので、みなさんの近くで誰かが失敗してしまったら、
なるべく大事にせずに、静かに対処しましょう。
わめき散らして事を大げさにすることは控えなくてはなりません。
そうしないと因果律の法則で自分もいつかそういう目に遭うことになるからです。


他人に恥をかかせると、相当な恨みを買います。
人間社会で起こっている犯罪の多くが、これに起因しています。
突発的な殺人にしても、そうした恨みを買ったから狙われるということもあります。
むしろそうした事例のほうが多いかもしれません。


また、このような恨みは非常に根が深いので、
下手をすると十年や二十年では払拭できず、一生恨まれる恐れもあります。
他人を恨むことは自分を傷つけることですが、


相手に恥をかかせた人が恨まれて苦しむことも、神は霊の浄化(贖罪)として許しています。


一番良いのが、それを未然に防ぐこと。
恥をかかせないことは相手を思いやることだけではなく
自分を守ることにもつながるのです。

神の法を守ることは、自分を守ることになる。
それを意図して作られているからです。


みなさんも他人に恨まれる人生より、好かれる人生のほうがよいに決まっていますね。
特に今はメンタルが弱い子供が多いので、群れる傾向にあります。
そうすると他人の情報(秘密)を簡単に晒してグループで共有しようとする現象が起こります。
それでトラブルになるケースも多いことでしょう。

ぜひ気をつけましょう。自分のためにも。