「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

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2章 その15 「肉体は霊の道具。大切にしましょう!」

みなさんは、肉体を大切に扱っていますか?
夜更かししたり食べ過ぎたり、無茶な運動で壊したりしていませんか?

まあ、先生も耳が痛い話でして、二十代後半から三十代前半までの無茶な活動で目を痛めてしまいました。いまだに目の不調に苦しむ日々なので、みなさんのことは言えません。申し訳ないです!

ですが、肉体は大事にしないといけません。これは権利ではなく義務なのです。まさに神様から与えられた仕事の一つでもあるくらい重要です。


まず、肉体は意識の本体である霊が、地上で活動するための大切な道具です。この道具が傷んでしまえば、活動(体験)に大きな支障が出ます。


実は、多くの人が肉体的欲求によって、必要以上に身体を傷つけており、その結果として霊魂の意識が上手く表現できない状態に陥っています。


今の日本社会を見てください。長時間の残業や過酷な労働で身体を壊したり、精神が疲弊している人がどれだけいるでしょう。その結果、神経が高ぶってしまい、ちょっとしたことでイライラして、衝動で暴力を振るってしまうこともあります。


たとえば、何かの会話で「それって失礼じゃありませんか?」とか言う人がいます。政治家の人でもたまに見かけますね。たしかに失礼な言動ってのは日常にありふれています。お父さんやお母さんの無神経な発言に、みなさんも苛立つこともあるはずです。

でも、これって神経が過敏になっているから反応してしまう現象なのです。もし心に余裕があれば笑ってやり過ごすこともできますし、さして気にならないでしょう。常に疲れているので、肉体が精神に悪い影響を与えている状態なのです。


自分はタフだと思っている人でも、単に疲れている状態に慣れているだけ、という場合があります。多くの人はこの状態なのです。これが一番怖いですね。すでに自分で自分を制御できない段階まで疲れてしまっているのです。
昔、サッカーの日本代表だった藤田俊哉選手が、アジア予選でこんなことを言っていました。メンタルを整えるにはフィジカルを整えるしかない。と。これは本来の逆のプロセスですが、まさに真理です。肉体を正すことで精神的に落ち着きを与えて、結果として霊の意識を表に出すことができるのです。みなさんも、身体が満たされている時は心に余裕があるはずです。



疲れが精神や霊に影響を与えることはわかりましたね。
では、どうすればよいのか。


みなさんは、テレビや大人たちからの情報で、これらの労働が必要だと思っていませんか? 今ある社会のあり方が普通なのだと。なければならないのだと。


いいえ、違うのです! まったく不要なのです!


その証拠に、霊人さんからは「地上の人間は、自分たちの欲求を満たすために、必要以上に労働を課しています」と言われています。


あたかもそれが必要であるかに思わせていますが、実際は必要ないのです。先生の母親は保育園に勤めていたのですが、よくこんな言葉を聞きました。「高級車に乗って出迎えに来る親が多い。みんな、贅沢をするために子供を預けてまで働きたいんだね」と。


それぞれ事情があるので、この発言がすべて正しいわけではありません。必要だから仕方ない人もいるでしょう。


ただ、極論を言ってしまえば、人間に必要なのは最低限の衣食住だけなのです。


食べ物だって、今みたいに太るほど食べる必要はありません。これは外国の話ですが、戦時中に食料規制があったとき栄養失調が懸念されましたが、いざやってみると健康になった人がいたという話です。その他、今ある文明の多くは絶対必要ではありません。人間が生きる、ということにだけ絞れば、そうそう必要なものはないのです。

今の時代には極論に感じるかもしれませんが、神様は文明の発達を重要視はしません。まず何より心の発達を最優先します。なぜならば文明は滅びますが、霊魂は永遠に生きるからです。死んで残るのは意識だけなのです。


神様の項目で、人間には自由意志があると言いましたね。神様は人間に自由を与えており、かなりの自由を与えています。特に自分の身体や行動に関して、相当な自由を与えてくれるわけです。ただ、その結果は自らが受け取らねばなりません。肉体的欲求を満たすために労働を課した結果、精神的、霊的に影響が出るのは当然であり、その結果は自分で受け取るのです。


こうして、肉体は非常に優れた道具なのですが、欲求に負けて多くの人が壊してしまっています。そうなると、肉体が疲れきってしまって、本体である霊的意識が出ようにも出られなくなります。

特に大人になると、お金を稼がないと生きていけない! と勘違いして人生を間違えることがあります


この根底にあるのは恐怖です。そして、自分だけが良ければよい、という自分勝手な心です。すべては神様によって支配されていることを知ると、こうした恐怖も消えていきます。次の章で述べますが、お金の有無も神様によって制御されています。もしお金が入ったとしても、それはすべて神様からの借金なのです。



昔から、肉体は魂の宮と呼ばれておりまして、神聖なものとして扱われていました。肉体がなければ、霊は地上で活動できません。そもそも生まれてきた意味がなくなってしまうからです。


みなさんも肉体を酷使しないように気をつけてくださいね。今は文明の物的発達によって便利になりましたが、その分だけ誘惑が多いです。ゲームは楽しいですが、夢中になれば色々なものを失います。


当然、自分の身体が大切なものである以上、他人の身体も大切なものです。悪意で相手を傷つけることはけっしてあってはなりません。それは神に対する反逆に等しいのです。