「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
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1章 その17 「神が人類を救うと決めました」

今まで神様についてお話をしてきました。
まず何より神様とは法則である。これはもうわかりましたね。
生命そのものが神の力によって存在しており、絶対の叡智によって作られた法を愛によって運営している。概念的な話ばかりになってしまいますが、こうして世の中が営まれています。


しかし、みなさんもご存知の通り、世の中は苦しみに満ち溢れています。
戦争や紛争はまだ続いていますし、貧富の差や人権問題、毎日が苦痛でしょうがないという悲惨な状況にあります。


これは人間が神様の法に背いた結果、原因と結果の法則によって訪れた当然の結果というわけです。


神様は地上をけっして醜いものとして作ったのではないのです。人間が毎日楽しく暮らせるように、地上天国と呼べるくらいに美しく作っています。
ただし、その管理を任せられた人間が自分勝手に振舞ったので、本来美しくなるはずだった畑は完全に荒れ果ててしまいました。
病気もそうです。精神的な病にしても病原菌にしても、こうした環境条件を作ったのは人間そのものなのです。


今までの人類が神様の法を破ったので、絶対の公正である神様は、自分がやったことが自分に戻ってくるという原則に基づいて、そのままの結果を与えているわけです。
その結果に対して神様に文句を言う権利は私たちにはありませんね。自分たちがやったことですから。もしこれを免除してしまえば公正が失われてしまいます。
神様が正義であるということは、やったことは自分で責任を取る、ということですから。



では、このままずっと苦しみが続くのかといえば、そうではありません。
神は法則ですが、その法則には慈愛がたくさん含まれています。
たとえば、世の中にも困った人に援助する法律があります。生活保護とか学校の援助金とかと同じく、神様は人間を助けるための法をたくさん作っています。


そして、神様は完全に行き詰ってしまった地球人類を救うと決めました
もう自分ではどうにもできなくなってしまった哀れな人間に手を差し伸べてくれたのです。神は法則なので、ご自分が作られた法に沿って助けてくれるわけです。


これはすでに決定されていて、もう150年以上前から実行されています。


心霊学、スピリチュアリズムの知識が普及したのは、神が人類を救うと決めたからです。
前回も述べましたが、神様の意思をしっかり実行する天使たちがいます。地球を管理している神様の代理人ですね。
霊界にはそうした天使たちの組織が存在し、人間の進化に対して責任を負っています。
神の命令を受けた彼らは、人間を救うためのプランを作ったわけです。


そのために必要だったのが「正しい霊的な知識」です。



なぜ生きるのか。世の中のシステムがどうなっているのか。これを知らねば正しい人生は歩めません。オリンピックの陸上で金メダルが欲しいのに、走り方がわからなければ話にもなりません。
そもそもそのゴール地点すら理解できなければ、歩くことの意味もわかりません。ですから、そうした正しい知識が必要なのです。


本来、人々にこうした神の法を教えるのは、今も存在しているキリスト教や仏教、イスラム教といった既存宗教の役目でした。(小さいものはそれ以外にもたくさんあります)
ですが、彼らの欲望による堕落と勉強不足、凝り固まった概念によって地球はめちゃくちゃになってしまいました。


始祖となる人物たちはよかったのですが、それを受け継いだ人々が勝手に都合よく編集してしまったのです。同時に、弟子が師より遥かに未熟だった、ということも言えます。
せっかくの教えも正しく伝わらねば意味がありません。守らねば意味がありません。間違えていたら意味がありません。



残念ですが、神は今の宗教を失敗したものと位置づけました。



序章で述べたように、すでに時代遅れになってしまったということです。
こうした宗教を信じている人は多くいますので、とても心苦しいです。彼らはけっして悪い人ではありませんし、多くは善人と呼べる人々です。
しかし、結果をしっかりと見なければいけません。今の世の中がその結果なのです。いくら弁明しても結果がこうなのですから受け入れるしかありません。


宗教において正しい間違っているという言い方は適切ではありません。
言っている内容の質と程度が高いか低いかで考えねばなりません。
結果的に今の時代からすると既存の宗教は質が低くなってしまいます。すでに紀元前のお話ですからね。


つまり最初の計画が失敗したわけです。学校で始めた取り組みが失敗した。植えた植物の種が手入れ不足で芽吹かなかったのです。
とても哀しいですが、結果は受け入れるしかありません。
そのままやけになって放置しても、そこで生活するしかない私たちは苦しみから解放されません。
ですから、その失敗を分析して、新しい計画書を作ったということです。


こうして今は計画に沿って大々的に霊団が地上に派遣され、私たちに知識を与えてくれています。
なぜか。そのままでは人類が滅びてしまう可能性があったからです。
星自体を破壊することはできませんが、人類は滅びる可能性がありました。ですが、神様には進化の工程表というものがあって、進化を止めることは許されません。


これも言い換えれば、最初の真理普及という計画はずっと続いていて、最初の手段が失敗しただけ、とも言えます。
永遠なる神が決めた以上、それが完遂されるまで永遠に続けられるのです。


神がすべてを支配しているので、最終的に人間の進化の責任を取るのは神様です。
会社にしても何かあれば上の役職の人が責任を取りますね。そうでなければ上下関係がある意味がありません。なので、何かあれば神様がその責任を取ります。
だからこそ神が地球を救うと決めたことは、なんら不思議ではないのです。


神様は、これまで既存の宗教家を通じてご自身の法を伝えてきましたが、それが駄目になったので、



今度は宗教に関心のない人々を使って伝える計画を立てました。



そうなんです! 先生も無神論者でした!
神の存在は意識しつつも、戦争ばかりやっている宗教というものに嫌気が差してそうなっていました。


こうした先生みたいな人間は、今までの宗教による汚染が進んでいないからです。
幼い頃からドグマを植えつけられなかったおかげで、建設的な知性や柔軟な感受性の面に長けているので、より知識を伝えやすい傾向にあります。
一方で、それがあまりに理にかなっていなければ「何を馬鹿なことを」とあっさりと拒絶できます。


これを聞いて怒る人も多いかもしれませんが、先生が実際に会話した仏教徒の人の理論は、すでに破綻していてびっくりしたことがあります。
その時先生は、初めて神様が言った意味がわかりました。「ああ、これはもう駄目だ」と。

現在の宗教家は処世術、いわゆる世の中の苦しみに対する心の持ち方を教えるのには長けていますが、肝心な神様の法則、死んだあとに人間は具体的にどうなるか、をあまり知りません。
びっくりですが、自分がスマホを使っていても科学的な知識を否定します。そうなると神という大前提が失われてしまうわけです。また、永遠の意味もわからなくなります。


こういう次第ですから、神は先生のような人物(今はほぼすべての人がそうです)を選んで、今までの宗教家に代わるものにしたのです。
今は科学も相当進み、おかげで神という概念がわかりやすくなりました。科学者もまた通路の一つとなっています。彼らは言います、「こんなすごい仕組みが偶然できるはずがない!」と。


この計画のおかげでゆっくりとですが世界は救われていっています。
それがなぜゆっくりなのかは次の章でお話するとしても、確実に良くなっています。



重要なことは、こうした改革のすべてが神の計画で行われていることです。

神が行うので、自然現象と同じく人間が嫌だと言っても起こるわけです。



よく勘違いされますが、人間が霊を操作するのではありません。
霊側が主体になって人間側に働きかけるのです。

神が上なのであって、人間は下です。この上下関係は絶対なので忘れないようにしましょう。




さて、本当はまだまだ伝えたいことはたくさんありますが、次の章以降と重複しますのでひとまず神様の項目はこれで終わりにしましょう。
残念ながら霊訓(霊人さんからの訓え)でも神様についての情報はあまり多くはありません。霊人さんになっても神様を知ることが容易ではないことと、地上というあまりに次元が違う場所に働きかける必要があるからです。


所詮、言語というのは感覚と比べれば未成熟な伝達手段です。
みなさんが美しい景色を見て感動したことも「綺麗だった」という一言で表すと、とてもとてもつまらないものに見えますね。哀しいかな、その体感した素晴らしい経験が色あせてしまいます。
無限なるものを言葉で表現するのは不可能なのです。


そして、先生が既存宗教について述べたように、現在の人類は神や天使についての情報を知るのは早すぎるということでもあります。理解できないからです。

かつての宗教も当時では最先端でしたが、今では時代遅れです。
よって、今の心霊学やスピリチュアリズムの知識も、二千年後の人から見れば程度の低い教えになっているはずです。
が、心霊学というものは科学同様に常時更新されますので、より良い知識があれば乗り換えればよいだけです。みなさんも常に勉強する姿勢を忘れずに!


ただ、神様は確実に存在します。今目の前に、私たちそのものの中に。
だから安心してください。世の中は正義と公正と愛が満ちているのだと。



では、次は次章「人間ってなんだろう?」でお会いしましょう。


少しまとめる時間が必要なので遅れるかもしれませんが、次回も先生とマッスル?しましょう!(先生、久々にキン肉マンを見たので、つい・・・)