「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
心霊学や体験談もとに絵本や言葉で、より楽しく生きる価値観をご提供できればと思います。
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1章 その4「神様は人間的なものではないのです」

私たちが今まで想像する神様は、おとぎ話や神話に出てくるような、もっと人間的なものでした。
たとえばゼウスやアマテラスとか、みなさんもゲームで聞いたことがある名前が浮かびますね。


でもこの神話の神様は全部作り話です。


神話には今の私たちが聞いても「なんてひどい話だ」という物語がたくさんあります。
普通に考えてもおかしいですよね。

神様が今の人間より人格が劣っているなんてありえません。


こうした神話に出てくる神様は、人間の作り話や、あるいは高級霊さんのことを指していることが多いのです。
よく日本では神社で死んだ人を祀(まつ)りますね。「この神社には誰々が祀られていて~」とか書いてあったりするでしょう?
昔の人たちは人智を超えたものや優れた霊のことを何でも神様と呼んでいたのです。
物を大切にする人は物に魂が宿ると考えましたし、信仰というものは何かを大切にする心から生まれていくのです。


だから今でも日本には神様の概念がたくさん溢れています。
それはそれで、とても素晴らしいことです。
ですが、神様をしっかり理解する上では案外邪魔になったりしますので、まずは今までの概念はひとまずしまってください。
実際にそうした信仰を幼い頃から植えつけられると、新しいことを覚える際の障害になるのです。


これをドグマと呼びます。


ドグマとは、宗教などの教義のことを意味しています。
それに加えて、偏見的な考え、固定化された考え方(教義、教条)を指します。
誰もがそうですが、一度こうだと思ってしまうと、それが頭に残ります。
それを何度も続けていくと記憶に強く刻まれてしまうのです。
これが数学や国語の知識ならばまったく問題ありませんが、考え方にも影響を及ぼすと非常に大変になります。


けっして宗教的なことに限ったことではありません。
人種差別、いじめ、間違った考え方は、すべてこうした積み重ねで起きています。
誰かが言った悪い言葉の影響を受けて、それを続けてしまうと固定化されてしまいます。
お酒を飲まない人が初めてお酒に誘われて、気がついたら日常でも飲むようになっていた。なんていうのも立派な影響力(習慣)なのです。

ですから、日々柔軟な考え方ができるように、頭を柔らかくしておく必要があります。


常に学ぶ姿勢。これが重要なのです。



そうそう、重要なことがもう一つ。
たとえば、アマテラスやミカエルなどは、実際の霊人さん(天使・龍神)を示していることがありますが、モデルにしているだけで高級霊さんたちは神話のような酷いことは絶対にしません。
みなさんも大人になればわかりますが、本当に進化するということは心に愛を抱くといういことなのです。


自分自身をしっかりとコントロールしていますので、感情を乱すということはまずありません。
愛をもって臨み、優れた力と叡智によって神の仕事をしているだけです。
当然尊敬すべき存在ですが、それは神様ではないのです。
彼らもまた神様の配下、私たちと同じ神の子にすぎません。


ただ、あまりにも優れているので、私たちにとっては神と同じように見えるにすぎません。
ですが、神様はもっともっと大きくて偉大なのです。