「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
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1章 その3「神にとって時間は関係ないのです」

ここが意外と重要なことなんですが、私たちが神様がいないと思う理由の一つが「神様がいるのならば今すぐ何でも解決できるはずだ」と、まるで隕石落としをするガンダムの人みたいな発言にあります。


たしかに私たちがイメージする全知全能は、今すぐ何でもできちゃう感じがします。
先生も仕事柄ライトノベルなどを読むのですが、異世界に転生して最初からチート、とか、宝くじで苦労せずお金持ちになりたいなど、まさに「人間的なつまらない考え」をよく目にします。
先生だって「ああ、あれがあれば生活が楽になるのに」とか、ついつい思ってしまいます。


本当に神様がいるのならば、今すぐに多くの問題を解決したっていいですよね。
だって、神様なんですもの。
とまあ、これらは人間的ないわゆる「煩悩(ぼんのう)」なのですが、神様と時間の問題はいつも話題にされます。


が、神様が永遠に存在し続けるならば、どうでしょう?


少し概念的になってしまいますが、永遠に存在するということは、その段階で時間の意味がなくなるわけです。
たとえば今すぐやることと、百年、千年かかってそれをやることは同じことなんです。だって、永遠に存在するのならば時間がないのと同じことになるのです。


なので「それができるならば、何年かかっても全知全能であることには変わりない」という事実を知らないといけません。
よくゲームで、世界の終わりや永遠の世界を「時間の停止」と考えることがありますが、実はその逆で


永遠とは、永遠に活動し続けることなのです。


永遠の過去から永遠の未来に至るまで永遠に活動し続ける。
なんだかややこしいですが、永遠に止まらなければ、それは時間がないことと同じです。


まずこの物的な地球を造るのにも時間がかかりました。こうして私たちが知る限りでも、地球は四十六億年は成長を続けています。
今すぐそれが起こらなくても、いつかは起こる。時間がなくなれば、結局は同じことなのです。神様が全知全能であることは変わらないのです。


もちろん、神様は全知全能ですから、それ自体ですべてが完成されています。同時に永遠に生きており、永遠に創造活動を続けている存在なのです。


残念ながら一番最初、神様がいつから存在していたかという問題については霊人さんでもわからないようです。
神は無限なのですから、その始まりもなく終わりもなく存在し続けます。
この概念でいえば、最初から(霊的)宇宙は存在していた、というしかないようです。


難しいですね。先生にもまったくよくわかりませんが、そういうことらしいです。
ただ、私たちにとって重要なのは、全能の神が存在するということ。
これが示す意味は、果てしなく大きいわけです。


では、神とは具体的にどういう存在なのでしょう?
どのようにして私たちの生活に関与しているのでしょう?


次はそれを詳しく見ていきましょう。