他人を変えることはできない
今、相撲業界で色々騒がれていますね。
あれはありがちなミスで、よく学生サークルとかで見かけるものです。
この件を一言いえば、
自分で自分は変えられても、他人を変えることはできない
ということです。
よく言われる諺に、「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」というものがあります。
結局、飲むか飲まないかはその人の選択なのです。
押し付けたり強制すると人はむしろ反発して、
意地でもそれをやりたくないと思うものです。
それを知っている賢明な人は、他人を変えようとする前に常に自分自身を見直して課題を克服しようと努めます。
人間は、自分自身を変えることしかできないからですね。
そして不思議なことに、自分のことができていない人ばかりが
他人のことに目を向けて粗探しをするものです。
それはまったくの時間の無駄ですし、害悪にしかなりません。
当人はそれに気がつきません。
それはつまり、その人がまだ未熟であり、真実を知らないということです。
常々周囲を観察して起こっていることを研究していくと
こうした物事も理解できるようになっていきます。
先日、買い物の帰りにご年配の方々が話しておられて、
「人付き合いの秘訣は、施しと愛情である」
と言っていました。
その方が具体的に何を指していたかはわかりませんが、
個人的にはまさにその通りだと思います。
他人がどんなに自分の望み通りの行動をしてくれなくても
見返りを求めずただ愛をもって与えることだけを考えていれば
人生というものは上手く回っていくのです。
そうした行為は絶対に無駄にはなりません。
どんなに未成熟な人がいても、いつしか受けた愛が開花して
その人の中で花開くのです。
その可能性を持つからこそ、人は偉大なのです。
神様から与えられた光が眠っているからです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。