「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
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「排除(選別)」は必要で大切

選挙が終わりましたね。
先生も台風の中、行ってきました。


さて、今日は排除の必要性について述べようと思います。


先生は知らなかった(あまりテレビを観ないので)のですが、
何やら新聞に少し誤ったことが書かれていたので、ふと筆を執りました。


それは希望の党の「排除の理論」についてです。


最初に言っておきますと先生は無党派層です。
というよりは、普通はそうあるべきだと思っています。
なぜならば何事も一つのことばかりに偏っていると凝り固まってしまい
新しいことができなくなるからです。


何だってそうです。絵だってそうです。
いつも同じことばかりやっていると成長しないのです。
また、人間が近親者同士で子供を作ると奇形児が生まれやすいのも
人間が多様性を表現するために必要な要素です。
そうしないと好きなものばかりに偏ってしまって進化しないからです。


なので、常に国民が政治をコントロールする立場であらねばなりません。
そこで一つの党に肩入れしてしまうと全体が見えなくなります。
間違えたら罰を与えて、上手く巡っているならそのままやらせる。
主権が国民なのだとすれば、そうしたあくまで上から制御する姿勢が重要です。


逆にいえば、どこが勝とうが右往左往しない、ということ。


これもいつも言っているように、自分を中立に保つ技術です。


自分自身にこれを適用すれば物事に対して感情的にならなくなります。
自分の意見も全体の一つの意見だと思えば、
対立した意見があっても冷静に分析できます。
そうしてより良い意見があれば、すぐに取り入れればよいのです。


これができるようになれば、自分が損をしても気にならず、
それが全体の利益のためならば当然だと思えるようになります。



さて、本題の排除の理論。


これって良い意味で最重要です。


簡潔に述べますと、排除が必要でないものは何一つありません。


飲む水に泥水を混ぜるでしょうか?
プロ野球チームに野球の素人が入れるでしょうか?
危険物の処理を何も知らない人ができるでしょうか?


そう、すべては排除、つまりは選別によって生まれているのです。


今起きている社会問題の多くが、
この選別が上手くいっていないことが原因です。
たとえば無資格の人が検査していた~とか聞きますね。
まさに選別がしっかりされていないということです。


試しに何か作業をやるグループを作ってください。
できれば本気で何かをやるグループがよいですね。
それをやればすぐにこの意味がわかるでしょう。


最悪なのは誰でも入れてしまうこと。
この末路は破滅と自然消滅です。


みなさんは優しいので、誰でも仲間に入れたくなってしまうでしょう。
でも、それをするとまとまりがないのですぐに壊れます。
そもそも最初の前提から成り立っていないので、会話すら困難になる可能性もあります。
それが政党ともなれば、意見が合う人を集めるのは自然なことです。


そもそも選挙そのものが選別(排除)のはずです。


選ぶということは、何かを諦めるということですからね。


嘘だと思うのならば、いくらでも試してみてください。
ゲームのオンラインプレイや普段の友達のグループなどなど
試す場はいくらでもあります。
最初は「自分はなんて寛容な人間なんだ」と楽しいかもしれませんが、
だんだんと嫌な感じが増えてきて、最後は破滅します。


それはグループの目的に沿っていない人を入れたからです。


考えてみれば当たり前の結果ですよね。
友達間はストレスなく楽しい場であることが目的でしょう。
その条件に見合わない人を入れれば、そのうち限界がやってきます。



グループを作る際に重要なのが雰囲気を壊さないこと。
霊人さんとの交霊会でも全体の調和というのがとても大切で、


一人でも疑いの心を持っている人がいれば成功しません。


その人が悪いというよりは、犬の中に猫が交ざるようなもので、
そもそもが成立しないのです。


たとえば神様が作ったシステムなんて、この排除の理論が当たり前です。


そうでないと悪い考えを持った人が良い考えを持った人と同じになってしまいます。
悪事を犯した人が善人と同じだなんておかしいですよね。
霊界では霊格によって厳密に区分けがされていて、
下のレベルの人は上には絶対に行けないようになっています。


ですから、希望の党が振るわなかったとしても、
それは排除の理論が間違っているわけではない、ということです。
一部の新聞ではそれを関連付けていますが、これはまったくお門違いです。
学生のみなさんは騙されないようにしましょう。
新聞に書いてあることは正しいと思いがちになるので注意が必要です。



さて、排除の理論に原因があるとすれば


排除という言葉がみんなの劣等感を刺激したから


でしょう。


これは今の社会全体、あるいは世界全体が弱者を排除する傾向にあるので
それに対しての恐怖心が煽られた可能性です。


そもそも過剰反応するほど普段から劣等感に苛まれている状態が異常です。


それは今がそういう過った社会形態であるということです。
誰もが将来を不安に思っているからです。


ストレスによって自意識が刺激され、
他人より優れていないといけないと思い込むからです。
だから下に落ちて排除されることが怖くなり、上ばかりを目指すようになります。
そうなるとまた疲れて限界がやってきて神経が過敏になっていきます。
まさに悪循環です。


まあ、(政治に関心がない)先生が客観的に見た感じでは、
希望の党自体が最初の判断を間違ってしまったがゆえの自滅、という印象です。


イエスも言っているように、


「新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする」


ということです。


逆に新しい革袋に古いぶどう酒を入れれば、両方とも駄目になるのです。
まさに実例として良い戒めになりました。
先生も気をつけたいと思います。



最後に。


大事なことは、どんな政党が選挙に勝とうが神の計画は変わらない、ということです。


もちろん、私たち自らが地上を正さねばならないので、
困った人たちが力を握るのは実際に害があります。
でも、たとえばトランプさんのような人が大統領になっても
それはそれで良い面があります。


(少量の)毒は薬にもなるからです。


それによって今まで無視されてきたことに注目が集まったり、
悪を見ることによって善を活性化させることができます。
まあ、多すぎると死んでしまうわけなので注意が必要ですけどね。


何にせよ世界の中心は霊界側にあります。
より正確に述べれば地上も霊界の一部なので、
もっと上の世界によって制御が利いているということです。

ですから、みなさんは自分の身の回りで出来ることに専念してくださいね。


もちろんそれが多くの人と一緒に世直しをする、でもよいのです。
もしみなさんにその役目があれば背後霊によって導かれるでしょう。

常に主体は神にある。神の世界なのだから当然ですね。