「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

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2章 その10 「霊体のご飯は、思想や思念です」

霊体は重要なので、もう少しお話しましょう。


霊体は肉体と同じように、受精卵の頃から成長を始めます。程度の差はありますが、基本的に赤ん坊の霊体は赤ん坊、子供は子供、大人は大人といったように、成長速度は同じです。


前回述べたように、赤ん坊が成長するためにはお母さんのお腹の中で養分をもらいます。霊体も同じで、お母さんの霊体から赤ん坊の霊体の基となるエネルギーをもらいます。お母さんには本当に感謝しないといけませんね。
こうして考えると当たり前の話に聞こえるでしょう? 順序よく考えると何も不思議なことはないのです。


肉体は食べ物で成長します。では、霊体は何を食べて成長するのでしょう?
霊体だって成長するにはちゃんとした栄養が必要です。何もないところからは何も生まれません。植物や鉱物だって成長するには養分が必要なのです。


では、それは何か。

その答えは、みなさんの思想物の考え方感情です。


え? 思想や感情を食べて成長する!? そんなのありえない!
そう思うのも自然なことですね。まるでおとぎ話の動物のようです。でも、これも簡単な理屈なんです。

物的なレベルの肉体を維持するには、同じ物的な振動数の野菜や果物が必要です。霊的なレベルの霊体が成長するには、同じ振動数の意識や心の波動といったものが必要です。ただそれだけのことなのです。
基本的に同じ次元のもの同士が干渉しあうようになっています。霊体は霊魂の媒体なので、意識や思念に対して迅速に反応するのです。


自分で物を考えない頃は他人からの愛情で育ちますが、ある程度成長してくると離乳食から離れるように、今度は自分の考えを食べて成長します。
みなさんが日々考えること、思うこと、どんな理屈を好んで生きているかによって霊体の育ち方も変わってくるわけです。



そうなると、ここで一つ問題が生まれます。
食事といっても、世の中を見回せば暴飲暴食で身体を壊していたり、異常なまでに太ったり痩せていたり、栄養が偏って病気になっている人がいますね。実は霊体もこれと同じく病気になることがあります。霊体が健康であればあるほど光り輝きますが、病気になると黒ずんでいきます。


みなさんは精神的な病気というのはご存知ですか? うつ病や心の病など、近年の日本では当たり前に存在する病気のことです。これはけっして幻ではなく、実際に存在している病気なのです。
前回、霊体と肉体はつながっていて、相互作用の関係にあると言いましたね。肉体の痛みが霊魂に届く仕組みです。となると、霊体の状態が肉体に反映することもあるわけです。いや、むしろこちらが主流なのです。


肉体の病気の中には、こうして霊体から発生するものが多いのです。なぜならば、霊が主体で、その反映が肉体だからです。私たちは霊的存在なので、霊がもっとも重要な主体であって、肉体はロボットにすぎません。霊体から肉体に影響を及ぼすことは多々あります。


たとえば嫉妬や憎しみなどの悪い考えが浮かんでいると、霊体はどんどん黒くなっていきます。そうなると各臓器につながっているチャクラが詰まってしまって、肉体へのエネルギー供給が止まり、細胞に異常をきたします。


みなさんはガンという病気を知っていますね。細胞が異常増殖してしまうことです。これも精神の病と呼ばれていて、悪感情によって悪化した霊体から引き起こされています。(肉体的、遺伝的な要因もありますが、基本は精神の病です)


霊体とは非常に重要な要素なのです。よく宗教でも心を綺麗に保つことを強調していますね。これは霊体の管理のためでもあり、何より自分のためなのです。だって、病気は苦しいですからね。つまりは、神様が作った愛の法に逆らっているので、その結果として痛みが生じていることになります。


愛の法なのですから、恨みや憎しみを抱くことは間違っているのです。べつに偽善や綺麗事でそうしろと言っているのではありません。そうしないと自分が痛くて苦しいから、誰もがそう言うのです。人間は神様の法に逆らうことはできないからです。



このようにみなさんは肉体と同じように霊体も一緒に育てているのです。霊体は死んでから主に使う媒体なので、この手入れが悪いと苦労することになります。
基本的に霊体は肉体と同じ形と言ったのは、人によってはこの霊体の成長が悪くて、いびつな形をしている人がけっこういるからです。


そうなると、いざ死んで霊体で暮らすようになると不都合が多くなってしまいます。一番の問題は、肉体はちゃんとした大人なのに、霊体は貧相な身体の子供のままって人がいることです。
この状態だと霊界においては子供と同じ扱いをされてしまいます。もっと悪いと手術で長期入院なんてことも!


いえいえ、笑い事ではありません。本当のことなのです。
実際に死んだ人の情報によると、そうした人たちはいまだ子供のままなので霊界(幽界の下層部)の小学校に行かされています。そこでは顔だけは大人なのに身体は子供のままという、かなり酷い状態の人たちが集まって基礎教育を受けなおしているのです。


ひぃいい! そんなのごめんです!!
と先生は思ったりしちゃいます。キモすぎますからね(先生、失言です)
入院の話も本当で、病気になった霊体の手術や治療も行わなくてはならなくなります。その結果、何十年、何百年も療養することになる人もいるのです。

みなさんはこうならないように、日々正しい考え方を学び、できるだけ良いもの、愛や正義や美しいものを得るようにしてください。



最後に余談ですが、よく霊体のほかに幽体とか違う媒体の名前を聞くことがありますね。幽体離脱も幽体って言ってますよね。もちろん、厳密に述べれば霊体の中にも表皮や服のようなものがあり、存在する次元によって使い分けることがあります。


幽体とは幽界で使う媒体、霊体は霊界で使う媒体、さらにその上で使う炎の身体、さらにその上の世界で使う光輝く身体等々、色々な呼び方がされます。
それ以外にも、感情で育つ感情体(エーテル体)、思想で育つ知性体、思念体など、ここもどこで区切るかによって言い方が変わることがあります。ですが、ここでも原理は簡単です。


たとえば霊界で暮らしている人がいるとします。そこで用事があって下の振動数の世界に行かねばならなくなった時、その霊人さんは幽体を身にまといます。それはちょうど、寒い場所に行くのでコートを着る感覚です。上位の媒体は下位の媒体を一瞬で生み出せるので、まさに服なのです。


なぜ幽体を身にまとうかといえば、これも原則の一つ、同じ振動数のもの同士でしか触れ合えないからです。幽界の人は幽体という振動数で生活しているので、同じにしないといけません。それだけのことです。幽体を使っている段階では、まだ霊体という段階に達していないだけのことで、結局は一つの身体ということです。


このように厳密に分けると色々ありますが、霊体は一つと覚えておきましょう。そこの差はさして重要ではありません。
死んでから使う身体、意識の本体がある身体があるんだよ、と覚えておくのが簡単です。


言葉遊びは楽しいのですが、物事の本質を大切にするようにしてくださいね。これは肉体の中身を知らなくても肉体を動かせるのと同じことです。興味がなければ知らなくても問題ありません。


あまりこだわりすぎると、霊体が頭でっかちの真っ黒になっちゃいますよ!
先生もだいぶ頭でっかちなので、若干心配ですが!