「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
心霊学や体験談もとに絵本や言葉で、より楽しく生きる価値観をご提供できればと思います。
子供~学生から、お子さんを持つ大人のみなさんまでお気軽にごらんください(*^^*)

〇HPはこちら(制作途上)
http://mirainsophia.net/

2章 その5「人間の宿命とは、永遠に進化し続けること」

人間とはなぜ生きているのでしょう。
心霊学においては、霊という概念を得たことでそれがはっきりとわかるようになりました。


人間が生きる目的とは、霊的進化を遂げること。
言い換えると、神様に近づくこと、なのです。


永遠なる神は、人間に自分と同じ可能性を与えました。人が死なないどころか、神様と同じく永遠に生き続けるようにしたのです。
ですから、まず最初に人間は永遠に生き続ける宿命を負っています。これは自然法則なのでどうしようもなく、好きだろうが嫌いだろうが永遠に生きねばなりません。


死ねば終わりだと思って自殺する人がいますが、実際は死ななくて困っています。霊が不死で不滅なので、人間はどうあっても存在の消失という意味で死ぬことができないのです。(怠惰や無気力で精神的に死んでいる人はいます)


ただ、なぜ神様がこうしたのか、それを考えると不安もなくなっていきます。
神様は、人間に最高の幸せを与えるために、人間の霊を自分に似せて造られたのです。なぜならば完全なる神は、完全なる美しさや完全なる幸せそのものでもあるからです。


神様に近づくことは、完全なる幸せに近づくことを意味します。
自分の子供を愛し、最高の幸せを与えてあげたいと願うのは親として当然の気持ちではないでしょうか。自分の身を分けて生まれた子供を愛さない親はいません。それが神ならばなおさらです。


ですから、人間の宿命とは、幸せになるために神に向かって永遠に歩み続けることなのです。難しくいえば、霊の完成へ向けての果てしない永遠の道を歩む宿命です。


ただし、人は無垢かつ無知に造られています。
神様に近づくためには一歩一歩進んで行かねばなりません。
そして幸せとは神を知ることでもあります。幸せそのものが神様なのですから、神を知ることは愛を知ること。つまりは愛の法を知ることでもあるのです。そのためには日々愛の法を勉強しなくてはなりません。


なぜこういう仕組みなのかといえば、これが一番神様をより良く知る方法だからです。
たとえば一つの機械があって、その構造を知るには分解するのが一番早いですね。そして、それを再び組み立てることで仕組みを完全に理解します。


人間の宿命とは、まさにこれのことです。完全なるものを知るためには、不完全から始めなければならないわけです。でも、これは終わりのない旅です。完全なる神には永遠にたどり着くことはできません。ですが、終わりのない旅だからこそ、人は常に幸せを感じることができるのです。


先生は自分で作品を作って、それが本当に楽しいとき、「ああ、終わってしまうのがつらい」と思うことがあります。そのおかげで、終わらない人間の宿命を知った時は感動したものです。自分は永遠にこの熱い感動を味わい続けられるのか、と。


今述べたものは先生の体験から得たものです。
人生の中には熱いと思えない時期も多々ありますが、それもまた次に来るもっと大きな情熱のための燃料蓄積の期間なのだと考えています。


これが正しいかどうかはわかりませんが、どうか信じてください。少なくとも今みなさんがつらいと思っていることは、すべて最高の幸せに通じていることなのだということを。
それでもこれに疑問を抱くのも仕方がありません。なぜ終わりのない旅を歩かねばならないのかは、高級霊のみなさんだって疑問に抱くことなのですからね。それでも死ぬことはできないので、日々考え、日々求め続けるしかないのです。


みなさんも自分なりの人生を生きて、自分なりの答えを見つけてみてください。
先生も自分なりの人生を生きてみて、もっとすごい答えを見つけてみせますから!