「ミーラインソフィア」-絵本・童話・生命の知識- ブログページ

ミーラインソフィアのブログページです。
心霊学や体験談もとに絵本や言葉で、より楽しく生きる価値観をご提供できればと思います。
子供~学生から、お子さんを持つ大人のみなさんまでお気軽にごらんください(*^^*)

〇HPはこちら(制作途上)
http://mirainsophia.net/

1章 その9 「愛の法に逆らうから痛いのです」

神様は愛の法を作りました。
ここまではいいですね?


最高の愛である神様は、人間にも同じ幸せを与えてあげたいと思っているからです。


ただし、神様は人間を無知で無垢(むく)な存在として作っているので、最初は何もわからない状態です。
まさに赤ん坊。善くも悪くもない純粋な状態として作られました。
みなさんも知っているように赤ん坊は何もわかりませんよね? 大人がしっかりと守って教えてあげないと、どこに行くかわかりません。それは危ないです。


だから、赤ん坊のために愛を知るための正しい道を法則として作ったのです。


この道を進めば、みなさんは幸せになれますよ。
しっかりと守れば愛を知ることができますよ。


と。


つまりは、山登りのガイドラインのようなものです。
山は何も知らないで登れば危ないですね。でも、ちゃんと道が整備されていて、道に沿って正しく進んでいけば危険は少なくて済みます。今ある道路がそうですね。信号を守ってゆっくり進めば、まず事故には遭いません。舗装されているからです。
同じく、人間も神様が作った愛の法に従えば幸せになれるようになっているのです。


え? 道がわかっていても赤ん坊一人で山は登れない?
なるほど、その通りですね!!
もやしっ子でチキンの先生もいきなり登れと言われたら「無理です」と言うでしょう。怖いですもんね。


でもなんと、神様はとても優しいので、ちゃんとガイドさんを付けてくれています!!
これもまた違う章で詳しく話しますが、それがみなさんの守護霊さんです。
人間には人生のガイドとなる守護霊さんが必ず一人ついています。
それを補佐する人たちもいて、それを背後霊(はいごれい)と言います。
いつも見守ってくれているのでそういう名前が付いたのですね。
みなさんが道を外れそうになると「そっちは危ないよ」「我慢しなきゃ」と応援してくれます。


がしかし、人間には自由意志というものがあります。
神様はけっして人間を人形として作ったのではないのです。
自分で考えて自分で決断できる生き物として自由を与えています。
その結果、ワガママから道から外れてしまう人がたくさんいるのです。


せっかくガイドの背後霊さんたちが「それは駄目だよ」と言っても、「いいんだ。僕はこっちに行くんだ!」と強情を張ることもできるのです。
神様はみなさんに自由を与えていますので、「それならば仕方ない」と好きにさせてくれます。


しかし、正しい道を登らないとどうなりますか?
そう、崖から転落したり、転んだりして怪我をしますね。
「痛い、痛い! どうしてこんなに痛いの!!」
その答えは、「あなたが道から外れたからですよ」となります。
とても簡単な理由ですよね。自分から危ない道を選んだのですから、足を踏み外しても不思議ではありません。誰もが納得のいく答えです。


人生で不幸なことが起きるのは、まず最初の原因として神様の愛の法から外れてしまうからなのです。
これを善悪に置き換えてみますと、神様はまず善だけをお作りになられました。
ただ、神様は全知全能で無限なので、悪の存在すら認めてあげることができます。
もし悪の存在を認めないと、神様が無限ではなくなるからです。
無限とは、すべてにおいて無限なのです。


ですから、人間が愛の法から外れて、自らを生み出すことをお許しになったのです。あくまでそれは神が作ったのではなく、人間が与えられた自由意志によって生み出したものなのです。
言い換えると、神の愛の法から外れることが悪なのです。痛みを伴う結果になるからです。


そんな!
僕たちは自分で悪なんて望んでいませんよ!
こんな痛いこと、誰が好きでやりますか!


そうですね。誰だってそんなことは思いませんね。
でも、知らずに愛の法から外れていることはたくさんあるはずです。
人間はそもそも無知なので知らないことがたくさんあります。愛の法を知らないで大きな痛みを感じることも多いのです。


ですが、安心してください。愛の法はとても簡単です。


「お互いに愛し合いなさい。あなたがして欲しいことを相手にしてあげなさい」


これが愛の法なのです。


世の中を見回して、これがどれだけ実践されているかわかるでしょうか?
相手の悪口を言う人、自分のことしか考えない人がどれだけいるでしょう?
ムカついたからと殴ったり、あまつさえ殺してしまったり、それがちょっとしたことであっても自分がされたら嫌なことをたくさん相手にしています。

戦争は神様が作ったのではないのです。人間が自ら望んでそうしたのです。


つまり、それらは自ら生み出した当然の結果なのです。
痛みはまず、愛の法から外れることで起こるのです。


では、次はもっとわかりやすい因果律のお話をします。
これも根幹はとってもとっても簡単なお話ですが、とても重要です。
これこそ完全なる公正を保つために必要なものなのです。